マッチングした。
相手からメッセージも来た。
でも、スマホを前にして手が止まる。
「何を話せばいいんだろう」
久しぶりに異性と個人的なメッセージを交わすなら、そうなることもあると思います。
特に40代・50代になると、仕事や家族について話すことには慣れていても、「一人の男性・女性として初対面の異性と話す」という機会は少なくなっているかもしれません。
気の利いたことを言わなければ。つまらない人だと思われたくない。質問しすぎるのも怖い。
そう考えるほど、最初の一文が難しくなります。
でも、最初から相手を楽しませる必要はありません。
大切なのは、「この人とは無理をせず話せそう」とお互いに感じられることです。
この記事では、既婚者向けマッチングサービスで最初に何を話せばいいのか、会話が続かないときはどうすればいいのかを整理します。
最初のメッセージで面白いことを言う必要はない
最初のメッセージで困る理由の一つは、「何か印象に残ることを書かなければ」と考えてしまうことです。
でも、まだ相手のことをほとんど知りません。
そこで無理に距離を縮めようとすると、かえって不自然になります。
最初は、
「はじめまして。プロフィールを見て○○が好きと書いてあったので、気になりました」
「マッチングありがとうございます。私も休日は○○をすることが多いです」
くらいでも会話の入口になります。
重要なのは、定型文だけを送るのではなく、プロフィールの中から一つだけ相手固有の話題を拾うことです。
「よろしくお願いします」だけより、「あなたのプロフィールを読んだ」ということが伝わります。
まずプロフィールから一つだけ話題を拾う
何を話せばいいか分からなければ、相手のプロフィールへ戻ってみてください。
話題になりやすいのは、
- 趣味
- 食べ物
- 休日の過ごし方
- 映画や音楽
- 旅行
- スポーツ
- ペット
- 最近興味を持っていること
などです。
たとえば相手が「温泉が好き」と書いているなら、
「温泉がお好きなんですね。最近行ってよかったところはありますか?」
と聞けます。
ただし、プロフィールに書かれていることを全部質問する必要はありません。
一つの話題から始めて、相手の返事の中に次の話題を探します。
会話は面接ではありません。
質問項目を順番に消化するより、一つの話から少しずつ枝を伸ばしていく方が自然です。
質問だけを続けると会話が苦しくなる
会話を続けようとして、
「趣味は何ですか?」
「どこに住んでいますか?」
「休みの日は何をしていますか?」
「どんな仕事ですか?」
と質問を重ねてしまうことがあります。
相手が答えてくれても、これでは尋問のように感じるかもしれません。
質問したら、自分のことも少し返します。
たとえば、
「休日は映画を見ることが多いです」
と返ってきたら、
「映画がお好きなんですね。私も家で見ることが多いです。最近は何を見ましたか?」
というように、
相手への反応 → 自分の話を少し → 次の質問
くらいで十分です。
自分ばかり話す必要も、相手ばかりに質問する必要もありません。
最初から夫婦関係を深掘りしすぎない
既婚者同士だからこそ、夫婦関係が気になることもあるでしょう。
「夫婦仲は悪いんですか?」
「どうしてここに登録したんですか?」
「レスなんですか?」
など、聞きたくなることもあるかもしれません。
しかし、家庭の事情はかなり個人的な話です。
まだほとんど知らない相手から深く聞かれると、答えにくい人もいます。
もちろん、相手自身が夫婦関係について話し始めたなら、その話を聞くことはできます。
それでも最初から原因を掘り下げる必要はありません。
「そうだったんですね」
「それは寂しく感じることもありそうですね」
と受け止めるだけでも会話になります。
話したくなれば、相手からもう少し話してくれるでしょう。
「なぜ登録したの?」と聞かれたらどう答える?
これは既婚者向けサービスでは答えに迷いやすい質問です。
本当の気持ちを全部説明しなければならないわけではありません。
たとえば、
「普段の生活では話せないことを話せる人がいたらいいなと思って」
「家庭とは別に、気軽に話せる人がいたらと思いました」
「同年代の人といろいろ話してみたくて」
という答え方もできます。
大切なのは、相手に合わせて「恋人を探しています」などと、自分が本当に望んでいないことまで言わないことです。
MARRIED+では、恋愛より先に「まず誰かと話したい」という人向けのサービスも比較しています。

自分が何を求めているのかまだ分からないなら、「まず話せる人がほしい」くらいから考えても構いません。
会話が続かないときは「答えの中」を見る
次に何を聞けばいいか分からなくなったら、まったく別の話題を探す必要はありません。
相手の直前の返事をもう一度見ます。
たとえば、
「最近は仕事が忙しくて、休みの日は家でゆっくりしています」
と返ってきたなら、
「仕事が忙しいんですね」
「家では何をして過ごすことが多いんですか?」
「私も疲れている日は何もしないで過ごしてしまいます」
など、返事の中に複数の入口があります。
会話が上手な人だけが特別な話題をたくさん持っているわけではありません。
相手が話したことを拾っているだけでも、会話は続きます。
返信が短いときに無理に追いかけない
こちらが長めのメッセージを送っても、
「そうですね」
「分かります」
「いいですね」
だけ返ってくることがあります。
一度なら、忙しかっただけかもしれません。
しかし、何度話題を振っても短い返信だけなら、こちら一人で会話を成立させようとしなくてもいいでしょう。
質問を増やし続けたり、
「何か怒っていますか?」
「迷惑でしたか?」
とすぐ確認したりすると、さらに重くなることがあります。
少し間を置いてみる。
相手から話題が出てくるかを見る。
それでも会話が成立しないなら、単純に会話のテンポが合わない可能性もあります。
マッチングしたからといって、必ず親しくならなければならないわけではありません。
返信が遅くても、それだけで興味がないとは限らない
既婚者向けサービスでは、相手にも仕事や家庭があります。
昼間は仕事。
帰宅すれば家族がいる。
休日も自由にスマートフォンを触れるとは限りません。
そのため、数時間返信がない、翌日まで返ってこないということだけで、相手の気持ちを判断するのは難しいでしょう。
返信がないたびにメッセージを追加すると、相手には負担になる場合もあります。
相手の生活がまだ分からない段階では、返信速度だけで関係を判断しない方がいいでしょう。
個人情報は会話が弾んでも急いで出さない
話が合う人と出会うと、急に距離が近くなったように感じることがあります。
それでも、知り合ったばかりの相手です。
本名、勤務先、自宅周辺、家族を特定できる情報などを、会話が盛り上がった勢いで伝える必要はありません。
これは相手を疑うという意味ではありません。
まだお互いのことをほとんど知らない段階だからです。
身バレが気になる人は、サービスを使う前にどんな情報から特定につながる可能性があるのかも確認しておくと安心です。

LINEなど外部の連絡先をすぐ交換する必要もない
メッセージが続くと、
「LINEで話しませんか?」
と提案されることもあります。
しかし、サービス内で話し始めたからといって、すぐ外部の連絡先へ移る必要はありません。
まだ不安なら、
「もう少しここでお話ししてからでもいいですか?」
と伝えて構いません。
それで相手がどう反応するかを見ることもできます。
自分がまだ嫌だと感じているのに、相手に嫌われたくないという理由だけで連絡先を渡す必要はありません。
何を話すかより「話していて疲れないか」も大切
会話が続いていると、「うまくいっている」と考えがちです。
でも、メッセージの数だけが相性ではありません。
返事を考えるたびに疲れる。
相手の機嫌を気にしてしまう。
質問に答えたくないのに答えている。
返信しないと悪い気がする。
そんな状態になっているなら、一度スマートフォンから離れてみてもいいでしょう。
反対に、
「この人には普通に返せる」
「気づいたら話が続いていた」
「少し話しただけなのに気持ちが軽くなった」
と感じる相手もいるかもしれません。
最初の会話では、相手に気に入られることだけでなく、自分がその人と話していてどう感じるかも見てください。
最初から恋愛の答えを出さなくていい
既婚者向けマッチングサービスに登録したからといって、すぐ「恋愛する相手」を決める必要はありません。
話してみたら友達のような感覚になることもあるでしょう。
一度話しただけで終わることもあります。
少しずつ話しているうちに、もっと話したいと思うこともあるかもしれません。
最初のメッセージの目的は、関係を決めることではありません。
「この人ともう少し話してみたいか」を確かめること。
それくらいに考えると、最初の一文も少し送りやすくなります。
会話が苦手でも、相手に興味を持つことから始めればいい
気の利いた文章を書けなくても構いません。
プロフィールから一つ話題を拾う。
返事の中にある言葉を拾う。
質問したら自分のことも少し話す。
答えたくなさそうなことを追及しない。
返信が短ければ追いかけすぎない。
個人情報や連絡先を急いで渡さない。
これだけでも、会話はずいぶん変わります。
そして一番大切なのは、「会話を続けなければ」ではなく、「この人とは話していて心地いいだろうか」と自分にも問いかけることです。
誰かと話したいと思ってサービスを始めたのなら、無理をして疲れる相手ではなく、自然に言葉を返せる相手を探してみてください。

