既婚者向けのマッチングサービスが気になっても、
「登録している人は、結局何を求めているんだろう」
と不安になる人は多いのではないでしょうか。
恋愛がしたい人ばかりなのか。
食事や会話を楽しめる相手を探しているのか。
セカンドパートナーを求めているのか。
あるいは、もっと割り切った関係を求めている人もいるのか。
特に初めて利用する人にとっては、相手の目的が分からないことが一番の怖さかもしれません。
既婚者向けサービスには、さまざまな目的を持った人がいます。
だからこそ大切なのは、「みんな何を求めているのか」を一つに決めつけることではありません。
自分は何を求めているのか。
そして、相手が求めているものと一致しているのか。
登録する前に、まずここを考えてみましょう。
既婚者マッチングアプリを使う理由は一つではない
「既婚者がマッチングサービスを使う」と聞くと、すぐに恋愛や不倫を想像する人もいるでしょう。
しかし、実際にサービスが想定している関係性はそれだけではありません。
既婚者クラブは公式サイトで「既婚者同士の出会い・友達作り」を掲げています。
Cuddleも、既婚者同士だからこそ共有できる悩みや価値観を背景としたつながりをサービスの特徴としています。
セカパは、その名称の通り「セカンドパートナー」を前面に出したサービスです。
つまり、同じ既婚者向けマッチングサービスでも、そこで想定されている出会いや関係性には違いがあります。
そして利用する人自身の気持ちも、必ずしも最初から明確とは限りません。
「誰かと話したい」
くらいの気持ちで登録する人もいれば、
「もう一度誰かにときめきたい」
と感じている人もいるでしょう。
大切なのは、登録した時点ですべてを決めておくことではなく、自分がどこまでの関係を求めているのかを少しずつ言葉にしておくことです。
話を聞いてくれる相手がほしい
夫婦仲が決定的に悪いわけではない。
離婚したいわけでもない。
それでも、家庭の中では話せないことがあります。
仕事の悩み。
夫婦のこと。
これからの人生への不安。
誰かに聞いてほしいけれど、昔からの友人には話しにくい。
そんなときに、「自分と似た立場の人なら分かってくれるかもしれない」と感じることがあります。
求めているのは、最初から恋人ではないのかもしれません。
自分の話を聞いてくれる人。
否定せずに話せる人。
少しだけ日常から離れて、自分自身に戻れる相手。
そうしたつながりを求めることもあります。
夫婦仲は悪くないのに感じる寂しさについては、こちらの記事でも詳しく整理しています。

食事や趣味を一緒に楽しめる相手がほしい
「恋人がほしい」とまでは思っていなくても、一緒に過ごせる相手がほしいと感じることもあります。
行ってみたい店がある。
映画を観たい。
美術館へ行きたい。
旅行の話をしたい。
でも、夫や妻とは趣味が違う。
友人たちも家庭や仕事があり、以前のように気軽には誘えない。
40代・50代になると、生活は安定する一方で、新しい人間関係を作る機会が少なくなることがあります。
そんな中で、自分と話の合う人や、同じ趣味を楽しめる人との出会いを求めることもあるでしょう。
ただし、「友達」という言葉から想像する距離感も人によって違います。
自分は食事をする程度だと思っていても、相手は恋愛への発展を期待しているかもしれません。
最初から同じ気持ちだと思い込まないことが大切です。
もう一度、誰かにときめきたい
長い結婚生活の中で忘れていた感覚を、もう一度感じたい。
そう思う人もいます。
誰かからメッセージが来るのを待つ。
会う前に服を選ぶ。
「また会いたい」と言われる。
そんな小さな出来事で、自分の日常が少し明るくなる。
家庭を捨てたいわけではなくても、
「もう一度、誰かに恋愛感情を持つ自分でいたい」
と思うことはあります。
特に40代・50代になると、残りの人生を意識することで、「このまま何もなく年齢を重ねていくのかな」と感じることもあるでしょう。
40代で感じるときめきについては、

50代については、

でも詳しく整理しています。
女性として、男性として見られたい
結婚生活が長くなると、夫婦の呼び方や役割も変わっていきます。
夫と妻というより、
父親と母親。
生活を一緒に回す人。
家族。
そんな関係になっていくことがあります。
もちろん、それは長く一緒に暮らしてきたからこそ得られる大切な関係です。
一方で、
「私はもう女性として見られることはないのかな」
「男として必要とされることはもうないのかな」
と寂しくなることもあります。
誰かから魅力的だと思われる。
自分に興味を持ってもらう。
会いたいと言われる。
それだけで、忘れていた自分の一部分を取り戻したように感じる人もいます。
とくに既婚女性の場合、最初から新しい恋愛を探していたわけではなく、ある男性との出会いをきっかけに「久しぶりにときめいた」と気づくこともあります。
夫以外の男性に気持ちが動いたときの心理については、こちらで詳しく考えています。

特に既婚女性が感じる「女性として見られたい」という気持ちについては、「もう一度「女性として見られたい」と思うのはなぜ?既婚女性の承認欲求を考える」で詳しく扱っています。

セカンドパートナーを求めている人もいる
既婚者の出会いについて調べていると、「セカンドパートナー」という言葉を目にすることがあります。
一般的には、配偶者以外に精神的なつながりを持つ相手という意味で使われています。
ただし、セカンドパートナーには法律上の明確な定義があるわけではなく、人によって想定している関係も違います。
頻繁に連絡を取り合いたい人。
時々食事をするくらいがいい人。
恋愛感情を持つ関係を望む人。
心の支えになる相手がほしい人。
同じ「セカンドパートナー」という言葉を使っていても、求めている距離感が同じとは限りません。
セカンドパートナーについては、

で詳しく整理しています。
最初から深い関係を求めている人もいる
ここは避けて説明できない部分です。
既婚者向けサービスを利用する人の中には、恋愛や友達だけではなく、より深い関係を求めている人もいるでしょう。
ただし、
「既婚者向けマッチングサービスを利用している=同じ目的」
ではありません。
ここを思い込むと、トラブルにつながります。
自分は話し相手を探しているのに、相手は違う関係を期待している。
自分は時間をかけて関係を作りたいのに、相手はすぐに会いたがる。
こうした目的のズレは、サービスの機能だけでは防げません。
だからこそ、相手のプロフィールやメッセージを見ながら、
「この人は何を求めているのだろう」
と確認する必要があります。
違和感があれば、無理に相手に合わせる必要はありません。
「友達から」と書いてあれば安心とは限らない
プロフィールに、
「まずは友達から」
「気軽に話せる人を探しています」
と書かれていることがあります。
もちろん、本当にそのような関係を求めている人もいるでしょう。
ただ、プロフィールの一文だけで相手の目的を完全に判断することはできません。
重要なのは、その後の行動です。
すぐに外部の連絡手段へ移ろうとする。
プロフィールについてほとんど質問しない。
会うことばかり急ぐ。
こちらが伝えた距離感を無視する。
こうした違和感があるなら、プロフィールに何と書いてあっても慎重に考えた方がいいでしょう。
言葉よりも、こちらの意思を尊重してくれるかを見ることが大切です。
自分の目的も曖昧なままで構わない
ここまで読むと、
「私は何を求めているんだろう」
と余計に分からなくなった人もいるかもしれません。
それでも構いません。
誰かと話してみたい。
でも恋愛したいのかは分からない。
会ってみたい気持ちはある。
でも家庭を壊したいわけではない。
そんな曖昧な状態から、自分の気持ちに気づくこともあります。
無理に「私はセカンドパートナーを探す」「恋愛相手を探す」と決める必要はありません。
ただし、
「これは嫌だ」
という境界線だけは考えておくことをおすすめします。
登録する前に「したくないこと」を決めておく
何を求めているのか分からないときは、「何をしたいか」より「何をしたくないか」を考える方が簡単です。
たとえば、
家族が分かる写真は載せたくない。
本名は教えたくない。
すぐにLINEを交換したくない。
会うことを急ぎたくない。
家庭について詳しく話したくない。
こうした自分なりの線を持っておくと、相手との関係に流されにくくなります。
既婚者向けサービスを利用するときの身バレについては、

も先に確認しておくとよいでしょう。
相手と目的が違ったら、無理に合わせなくていい
気になる人と出会うと、
「嫌われたくない」
という気持ちが出てくることがあります。
その結果、本当は嫌だったことまで相手に合わせてしまうことがあります。
でも、関係を続けるために自分の境界線を変え続けると、次第に苦しくなります。
会う頻度。
連絡する時間。
どこまで個人的なことを話すのか。
どんな関係を望むのか。
お互いが求めているものは、最初から完全に一致しなくても構いません。
ただ、大きく違っているなら、その違いを無視しないことが大切です。
サービスによって相手の探し方も違う
既婚者向けサービスは、どれを選んでも同じではありません。
プロフィールを検索し、条件を見ながら自分から相手を探したい人。
表示された相手を見ながら、直感的に「いいな」と思う人を探したい人。
マッチングを待たず、自分からメッセージを送って関係を作りたい人。
自分の性格や求めている距離感によって、使いやすい仕組みも変わります。
現在MARRIED+では、既婚者クラブ、Cuddle、セカパの3サービスを中心に比較しています。
40代なら、

50代なら、

から確認できます。
女性の場合は、

男性の場合は、

で、それぞれの選び方を詳しく整理しています。
2つまで絞れたら、違いを詳しく比較する
3サービスを見ても決められない場合は、無理に一つを選ぶ必要はありません。
気になる2サービスまで絞ってから比較すると、自分に合う方が見えやすくなります。
Cuddleと既婚者クラブで迷っている場合は、

Cuddleとセカパなら、

既婚者クラブとセカパなら、

で比較できます。
「どのサービスが一番いいか」ではなく、「自分が求めている関係にはどれが合うか」で選ぶことが大切です。
よくある質問
既婚者マッチングアプリには恋愛目的の人が多いですか?
恋愛を求める人もいると考えられますが、利用目的を一つに決めつけることはできません。
サービスによって打ち出している関係性も異なり、利用者自身も友達、話し相手、恋愛、セカンドパートナーなど異なる関係を求めています。
相手のプロフィールややり取りから目的を確認することが重要です。
友達だけ探すこともできますか?
既婚者クラブは公式に既婚者同士の友達作りも掲げています。
ただし、自分が友達を求めていても、相手も同じ距離感を想定しているとは限りません。
最初のやり取りで、お互いが求めている関係を確認した方がよいでしょう。
セカンドパートナーと恋人は違いますか?
「セカンドパートナー」には統一された定義がないため、人によって意味が異なります。
精神的なつながりを重視する人もいれば、恋愛感情を含めて考える人もいます。
言葉だけで判断せず、相手がどのような関係を想定しているのか確認することが重要です。
何を求めているのか自分でも分からない場合は?
最初から明確に決める必要はありません。
「話してみたい」「誰かとつながりたい」という段階でも、自分の気持ちを考えるきっかけになります。
ただし、自分がされたくないことや、越えたくない境界線は先に考えておいた方がよいでしょう。
たとえば、「異性と二人で食事をするのは友達の範囲なのか」「何度も会うようになったらどうなのか」と迷う人もいると思います。
既婚者同士で二人で会うときの境界線については、こちらで具体的に整理しています。

どのサービスを選べばいいですか?
料金だけでなく、相手の探し方、利用者層、プライバシー機能などを比較してください。
40代・50代、男性・女性それぞれの比較記事から候補を絞り、最後に2社比較記事で確認すると選びやすくなります。
まとめ|「みんな何を求めている?」より「私は何を求めている?」を考える
既婚者向けマッチングサービスには、さまざまな気持ちを持った人がいます。
話を聞いてほしい。
一緒に食事を楽しめる人がほしい。
誰かにときめきたい。
女性として、男性として見られたい。
心の支えになる相手がほしい。
そして、自分自身も最初から答えが分かっているとは限りません。
だから、
「登録している人は何目的なの?」
だけを考えるより、
「私は、誰かとどんな時間を過ごしたいんだろう」
と考えてみてください。
そしてもう一つ、
「私は、どこから先には進みたくないんだろう」
も考えておきましょう。
求めているものと、守りたいもの。
その両方が少し見えてからサービスを選ぶと、料金や知名度だけで比較するより、自分に合う選択肢を見つけやすくなります。

