「恋人がほしい、とまでは思っていない。でも、家族や仕事とは違う誰かと話したい」
40代・50代になると、そんな気持ちになることがあります。
若い頃は友人と食事に行ったり、新しい人と知り合ったりする機会が自然にありました。でも結婚して仕事や家庭が生活の中心になると、新しい人間関係を作る機会は少なくなっていきます。
夫や妻との関係が悪いわけではない。それでも、ときどき家族でも職場の人でもない誰かと話したくなる。
「できれば異性の友達がほしい」と思うこともあるでしょう。
でも既婚者だからこそ、「そんな相手を探していいのかな」「異性の友達を作ったら浮気になるのかな」と、自分の気持ちに戸惑いますよね。
大切なのは、異性の友達がほしいという気持ちをすぐに否定することではありません。
まずは、自分がその相手に何を求めているのかを考えてみることです。
この記事では、40代・50代の既婚者が異性の友達を作る方法と、出会う前に考えておきたいことを整理します。
既婚者が「異性の友達がほしい」と思うのはおかしい?
「結婚しているのに、どうして異性の友達がほしいんだろう」
そう考えると、自分でも少し後ろめたく感じるかもしれません。
でも、「異性の友達がほしい」と「配偶者以外と恋愛関係になりたい」は同じではありません。
誰かと話したい。
自分のことを知ってほしい。
仕事や家庭とは関係のない話をしたい。
たまには家族の中での「夫」「妻」「父親」「母親」ではなく、一人の人間として誰かと向き合いたい。
求めているものは人によって違います。
40代・50代になると、生活そのものは安定していても、人間関係は以前より狭くなっていることがあります。
毎日会うのは家族と職場の人ばかり。
昔の友人とは年に数回しか会わない。
休日も家族の予定や家事で終わる。
そんな生活が続いていると、「新しい誰かと話してみたい」と感じることがあっても不思議ではありません。
夫婦仲が悪くないのに寂しいと感じることについては、「夫婦仲は悪くないのに寂しいのはなぜ?」でも詳しく整理しています。

「異性の友達がほしい」の中にも、いろいろな気持ちがある
異性の友達を探す前に、一度だけ考えてみてほしいことがあります。
「自分は、その人と何をしたいんだろう」
答えをきれいに決める必要はありません。
ただ、自分の気持ちが少し分かっているだけでも、相手選びは変わってきます。
家族とは違う話をできる相手がほしい
家庭の中では、どうしても話題が生活中心になります。
子どものこと、仕事のこと、お金のこと、親のこと、明日の予定。
どれも大切な話です。
でも、それだけではなく、
「最近こんなことを考えている」
「こんな映画を観た」
「仕事でこんなことがあった」
そんな話を気軽にできる相手がほしくなることもありますよね。
求めているのが恋愛ではなく、単純に「話せる相手」である人もいます。
一人の男性・女性として見てもらいたい
結婚生活が長くなると、家庭の中での役割が大きくなっていきます。
夫、妻、父親、母親。
その役割を嫌っているわけではなくても、「一人の男性」「一人の女性」として誰かと話す感覚がなくなっていることがあります。
異性から「その服、似合いますね」と言われたり、自分の話に興味を持ってもらったりするだけで、忘れていた感覚を思い出すこともあるでしょう。
それを求める気持ちと、実際にどこまで関係を進めるかは分けて考えていいんです。
異性の友達がほしいと思う背景には、「恋愛したい」という気持ちだけではなく、普段の生活で自分の話を聞いてもらう機会が少なくなっていることもあります。
家には家族がいるのに、今日あったことを話せる相手がいない。そんな寂しさから、誰かと話したいと思うこともありますよね。
夫婦の会話がなくて寂しいと感じるときの気持ちは、こちらで詳しく整理しています。

少しだけ、ときめきがほしい
最初は「話し相手がほしい」と思っていても、その奥に少しだけ恋愛感情への憧れがあることもあります。
誰かからメッセージが来るのが楽しみになる。
会う日が近づくと服を選びたくなる。
自分のことをどう思っているのか気になる。
そんな感情です。
既婚者が誰かにときめくこと自体については、40代と50代それぞれの記事でも整理しています。
大事なのは、「友達のつもりだから」と自分の気持ちを無理に決めつけないことです。
気持ちは途中で変わることもあります。


恋愛までは求めていない
もちろん、恋愛関係を求めていない人もいます。
一緒に食事をする。
趣味の話をする。
たまにメッセージをする。
それだけで十分という関係もあります。
「異性の友達がほしい」と思ったからといって、必ず恋愛を求める必要はありません。
自分が心地よいと思える距離で人とつながる、という選択肢もあります。
40代・50代の既婚者はどこで異性の友達を作れる?
問題はここですよね。
「異性の友達がほしい」と思っても、大人になると新しい人と知り合う場所そのものが少なくなります。
考えられる方法はいくつかあります。
趣味や習い事
スポーツ、ジム、英会話、料理、音楽、アウトドアなど、趣味を通じた人間関係は比較的自然です。
最初から異性との出会いを目的にするのではなく、共通の趣味から会話が始まるので、友達関係を作りやすいでしょう。
一方で、相手が既婚者との個人的な交流を求めているとは限りません。
同じコミュニティを長く利用する場合、関係がこじれた後も顔を合わせる可能性があることは考えておきたいところです。
職場や仕事関係
40代・50代にとって、異性と知り合う機会が多い場所の一つが仕事です。
普段から話しているため人柄も分かりやすく、共通の話題もあります。
ただし、職場は人間関係と仕事がつながっています。
個人的な関係がうまくいかなかったときにも仕事は続きますし、周囲との関係に影響する可能性もあります。
「話しやすいから」という理由だけで距離を縮める前に、その後も仕事で付き合う相手だということは忘れない方がいいでしょう。
SNSやオンラインコミュニティ
SNSなら、趣味や好きなものをきっかけに知らない人ともつながれます。
普段の生活では出会わない人と話せるのは大きな魅力です。
ただ、プロフィールに書かれている年齢、職業、婚姻状況などが本当とは限りません。
相手が何を目的に近づいてきたのか分かりにくいこともあります。
特に個人的に会う段階になったら、オンラインで話していたときとは別の注意が必要です。
既婚者向けマッチングサービス
「自分が既婚者であることを隠さずに相手を探したい」という場合には、既婚者を対象にしたマッチングサービスも選択肢になります。
一般的なコミュニティとの大きな違いは、少なくとも「自分が既婚者であることをいつ伝えるか」という問題を抱えにくいことです。
ただし、既婚者向けサービスを利用している人が、みんな同じ関係を求めているわけではありません。
「自分と同じように話せる相手を探しているはず」と思い込まず、相手が何を求めているのかを確認することも大切です。
プロフィールや写真を見て相手を選ぶより、「まず誰かと話してみたい」と感じている人には、他のマッチングサービスという選択肢もあります。

既婚者向けマッチングサービスでは何を求めている人がいる?
ここは、初めて利用する人ほど気になるところだと思います。
「みんな不倫相手を探しているのでは?」
そう思って、登録をためらう人もいるでしょう。
でも「既婚者向けサービスを使っている」ということだけでは、その人が求めている関係までは分かりません。
話し相手がほしい。
食事に行ける人がほしい。
異性の友達がほしい。
恋愛感情のある関係を求めている。
セカンドパートナーを探している。
利用目的には違いがあります。
MARRIED+では、この違いを「既婚者マッチングアプリでは何を求めている?恋愛・友達・セカンドパートナーの違い」で詳しく整理しています。
自分が何を求めているのか分からない場合も、先にこちらを読んでみると整理しやすいと思います。

異性の友達を探す前に、自分の境界線を考えておく
「友達なら大丈夫」
そう思っていても、異性の友達には明確な定義がありません。
二人でランチをするのは友達。
夜に二人でお酒を飲むのは?
毎日LINEをするのは?
相手から「会いたい」と言われて嬉しくなったら?
手をつないだら?
どこから友達ではなくなるのかは、人によって違います。
とくに迷いやすいのが、異性と二人で食事に行くときです。
特に、最初はたまに連絡するだけだったのに、いつの間にか毎日LINEするようになることがあります。
「おはよう」「おやすみ」が当たり前になったり、返信が来ないと寂しくなったりしたとき、「これはまだ友達なのかな」と気になることもありますよね。
異性との毎日のLINEがどこから特別な関係に変わっていくのかについては、こちらで詳しく整理しています。

既婚者同士で二人で食事に行く場合、どこから浮気と感じやすいのかについてはこちらで整理しています。

最初から完璧な答えを決める必要はありませんが、「自分はどこまでなら心地よいのか」を考えておくといいでしょう。
そして、もう一つ大切なのが相手の境界線です。
自分は友達のつもりでも、相手は恋愛関係を求めているかもしれません。
逆もあります。
「友達がほしいと言っていたから大丈夫」と言葉だけで判断するのではなく、実際のやり取りの中で相手が何を求めているのかを見る必要があります。
「友達のつもりだったのに好きになった」はあり得る
最初は本当に友達がほしかった。
でも、何度か話しているうちに、その人から連絡が来るのを待つようになった。
会うのが楽しみになった。
相手に別の異性がいると聞いて、少し嫌な気持ちになった。
そこで初めて、
「これ、もう友達という気持ちだけじゃないのかも」
と気づくこともあります。
人との関係なので、最初に決めた通りに気持ちが動くとは限りません。
だから、気持ちが変わったときに「友達なんだから」と無理に打ち消すより、一度自分の気持ちを確認した方がいいでしょう。
ただし、感情を持つことと、その感情のまま行動することは別です。
関係を進めれば、配偶者や家庭、自分自身の生活に影響する可能性があります。
そのときは「好きになってしまったから仕方ない」ではなく、自分が何を大切にしたいのかをもう一度考える必要があります。
実際に会うなら「安心して話せる相手か」を見る
オンラインで気が合っても、初めて会うときは少し緊張しますよね。
「会話が続かなかったらどうしよう」
「写真と全然違ったら?」
「変な人だったらどうしよう」
そんな不安があって当然だと思います。
初対面では、相手に気に入られることだけを考えなくて大丈夫です。
こちらも相手を見ていいんです。
こちらの話を聞いてくれるか。
嫌だと言ったことを尊重してくれるか。
個人情報を必要以上に聞いてこないか。
急に距離を縮めようとしてこないか。
お金や投資、副業などの話を持ち出してこないか。
「この人なら、もう一度話してみてもいいかな」と自分が思えるかを見てください。
既婚者向けマッチングサービスのリスクについては「既婚者マッチングアプリは危険?始める前に確認したいリスクと安全策」、身バレについては「既婚者マッチングで身バレする原因は?バレないための対策と安全な使い方」で詳しく整理しています。


既婚者向けサービスを使うならどれを選ぶ?
現在、既婚者向けのマッチングサービスには複数の選択肢があります。
MARRIED+では、40代・50代が比較しやすいサービスとして、既婚者クラブ、Cuddle、セカパを取り上げています。
ただ、「どれが一番いい」と全員に同じサービスを勧めることはできません。
利用者層を重視するのか。
料金を重視するのか。
操作の分かりやすさを重視するのか。
身バレ対策を重視するのか。
自分が何を不安に感じているかによって、選び方も変わります。
3サービスの違いについては「40代・50代におすすめの既婚者マッチングアプリ3選|既婚者クラブ・Cuddle・セカパを徹底比較」でまとめています。

まだどのサービスを使うか決めていないなら、最初から一つに決めなくても大丈夫です。
まず違いを見て、「自分ならどれが使いやすそうか」から考えてみてください。
まとめ|「誰かと話したい」から始まってもいい
既婚者が異性の友達を作る方法には、趣味や習い事、仕事関係、SNS、既婚者向けマッチングサービスなどがあります。
でも、方法を選ぶ前に一番考えてほしいのは、
「自分は、誰かとどんな時間を過ごしたいんだろう」
ということです。
恋人がほしいわけではない。
ただ話せる人がほしい。
一緒に食事をする人がほしい。
一人の男性・女性として誰かと向き合ってみたい。
もしかすると、自分でもまだよく分からない。
それでもいいんです。
誰かと話してみたいという気持ちを、急いで「恋愛」や「不倫」という言葉に当てはめる必要はありません。
ただ、人との距離が近くなれば気持ちが変わることもあります。
だからこそ、自分がどう感じているのか、ときどき確認してみてください。
そして相手を探すなら、「相手から選ばれるか」だけではなく、
「この人と話している自分は心地いいか」
という感覚も大切にしてほしいと思います。

